社内プロジェクト・行事

安全推進委員会
人間であれば誰もが起こす可能性がある
"ヒューマンエラー"。
可愛く「うっかりしちゃいました(*´∀`*)」と言い訳をすれば済むケースもありますが、取り返しのつかない事故に繋がることも少なくありません。この記事では、ヒューマンエラー撲滅を目指して活動する「安全推進委員会」という取り組みをご紹介します。
【安全推進委員会とは?】
当社の有志メンバーで発足した、ヒューマンエラーを撲滅するための活動です。
主に下記の施策を行うことで、ヒューマンエラー撲滅と情報セキュリティ事故の発生を未然に防ぐ取り組みを行っています。
 安全意識向上
:危険予知トレーニング実施支援(題材の作成・選定)、ヒヤリハット事例共有データベース作成、
安全パトロール、作業の基本動作の作成(ヒューマンエラーゼロ推進) 等
 情報セキュリティ対策
:ICカード紛失置き忘れ防止施策、情報セキュリティテスト 等
 新規入場者教育
:ウェルカム研修(入場1日目)、振返り(3か月経過後) 等
委員会発足のきっかけは、信用がなくなってきたと感じたから
おどろいたのは会社から指示されて始まった活動ではなく、社員の呼びかけによって発足した委員会活動であるということ。
発足当時、ある現場で当社社員が起因となるヒューマンエラーが頻発しており、その状況に危機感を抱いた社員の呼びかけによって集まった有志メンバーで”当社のヒューマンエラーをゼロにする”を目標に、安全意識を高めるための施策をスタート。
スタート当初は「ヒューマンエラー撲滅会議」というランチミーティングを開催し、少しづつ活動を広めたそうです。
そんな小規模スタートの活動でしたが、始めてから2年使くヒューマンエラーゼロを達成し、現在では8年以上継続して活動する委員会に成長。
どのようにして2年もの間ヒューマンエラーゼロを達成にたどり着いたのか、定例会に参加し、お話をうかがいました。
成果があったのは「安全パトロール」や「ヒヤリハットデータベースの作成」
最も成果があったのは「安全パトロール」。
毎週週代わりで2名の担当を配置し、周知事項やその時々の状況に応じて発生しやすいエラーを予測した上で事前に声かけをおこない、安全意識の向上を図る取り組みです。
一見地味で目立たない活動のように思えますが、地道に伝え続けると作業中にフッと頭をよぎり、気を引き締めることができたようです。
そしてもうひとつは、「ヒヤリハットデータベースの作成」。
みなさんは「ヒヤリハットの法則(ハインリッヒの法則)」というものはご存知でしょうか?
ヒヤリハットの法則とは、「1件の重大な事故の背景には29件の軽微な事故があり、そのさらに背景には300件の”ヒヤリ”とした経験がある」という統計学から導き出された法則のことです。
この考えを基に、重大エラーとまではいかないものの、実際に現場で起きたヒヤリハットをデータベース化し、危険予知トレーニングの題材に使用。
現場では目まぐるしく状況が変化する中で日々の業務をこなしていますが、合間の時間を利用して各個人でデータベースの更新を行うことで、忙しい業務の合間に安全意識の向上を図ることが成果に繋がったようです。
受託チームとの勉強会ができたから、成果につながった
上記はほんの一例のご紹介ですが、どの取り組みも一朝一夕に実行・解決へと結び付けられた訳では
ありません。
委員会発足当時は、どうしたら改善できるのか分からず四苦八苦。そんなとき、力になってくれたのは全く別チームだった当社受託チームのみなさんだったそうです。
当時この受託チームはヒューマンエラーゼロを5年近く達成していたチームで、”自分たちで力になれることがあれば”と考え、事業部長を始めとしたメンバーの協力のもと受託チームの現場へ見学に行き、説明を受けつつアイデアをもらったり、逆に受託チームでは新人メンバーが練習を兼ねて説明をおこなうことでお互いのスキルアップに繋げられたとのこと。
この取り組みがあったからこそ、ヒューマンエラーゼロ達成に結びつけることができたようです。
ヒューマンエラー対策は時として意識の問題も入ってくるため、一歩間違えると気合と根性の世界になってしまう危険性もあり、難しい部分もある中で様々な工夫を凝らして活動をおこなっていました。
仕事ではささいなミスが発生するものであり、”ヒューマンエラーゼロは、一朝一夕に達成することはない”ということを常に意識しておくことが大切ですね。
今後目指すのは、活動の幅を大きく広げていくこと
現在は、この活動を積み重ねていくことで新人メンバーでもミスなく作業を実行することが出来る環境を作ることはもちろん、入場教育の際に利用できるツールを作成することなどを通して情報を蓄積しています。
今後は全社展開をおこない、会社全体のセキュリティーに対する意識を向上していくことで”KCCT品質”をもっともっと向上していきたいとの目標を持って、活動を続けているそうです。
また、近年ではパワハラ等のハラスメントや働き方改革などの問題も社会的に注目されているため、業務の範囲にとらわれずに時代的背景も考慮した活動をおこなうことで、社員全員が働きやすい環境を作ると同時に、会社の発展にも貢献したいという思いを持って活動を続けている委員会でした。