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コラム

プログラマーになりたいけど、数学が苦手という方に聞いてほしい話

こんにちは。KCCSキャリアテック様でコラムを連載している吉政創成の吉政でございます。
Python3エンジニア認定試験を仲間と運営していることもあり、初学者むけのセミナー講演を行うことが多くなりました。その際によくいただく質問は、「私、数学が苦手なのですが、大丈夫でしょうか?」「どの程度の数学ができると大丈夫なのでしょうか?」の二種類です。

解答としては、「数学が得意になる必要はないですが、必要なレベルの数学が理解できることが大事です。」となります。
プログラミングによって作られるプログラミングコードは人間がコンピューターに実施してほしいことの命令文の集合で、プログラミング言語は人間とコンピューターが理解できる共通の言語です。
プログラミング言語は文字でできているので、数学というか数式を活用することで命令文の表現の幅が広くなるので、数式を多用しているからです。

そうそう、数学というから学問っぽくて難しい気がしますよね。
実際は数式が理解できればほぼOKと思っています。
なぜ、Pythonでは数学が必要と言われるかといえば、Pythonが良く使われている人工知能や機械学習では高校の数学レベル+アルファの数学知識が必要とされており、高校では算数と言わず数学といわれているから、Pythonには算数が必要とは言わず、数学が必要と言われているのだと思っています。

さて、Pythonのプログラムを組むということはPythonで採用されている数式群と命令文群を理解して、コンピューターに命令をするだけことなので、この数式群と命令文群を理解すればOKということになります。(初学者むけにデフォルメして説明しています)

命令文は英語っぽく書かれているので、それはそれで理解しなければいけません。
数学が苦手な方にとっての問題はその数式の話です。多くの方は小学校の算数は理解の差があったとしても「ただしくんが1こ50円のりんごを3こかいました。ただしくんは200円をはらいました。おつりはいくらでしょう。」的な事は理解できているはずです。

そこに数式が出てくると苦手な人が現れてきます。学校では数式を丸暗記するように求められることがあり、その数式の意味が分からないと、理解が止まり、そのまま数学が苦手な教科になっていきます。

実は私は数学が得意(全国模試で二桁位でした)でして、学生時代数学専門の家庭教師をやっていました。数学偏差値40台の生徒が60オーバーになることもままありました。そこで感じたことは、「数学は数式の意味が分かればだれでも理解できることなんだ。」ということです。

そこで、数学が苦手な人に伝えたいのが、Amazonで【人気の】分かりやすい数学の本を読んでみましょう。読む順番は以下です。

  1. 分かりやすい高校数学の本をまず見てみて、理解にしくい時は「2」に進む
  2. 分かりやすい中学校数学の本をまず見てみて、理解にしくい時は「3」に進む
  3. 分かりやすい小学校の本を見てみて、ここから理解を始める。

1や2で理解できる人はその本を何回か読んで理解して、さかのぼっていくのがいいです。

えー!数学が苦手なのに、数学の本を何回も読まないといけないんですか??と思う人もいるかもしれませんが、プログラミングに数式はつきものです。一生付きまといます。
しかしですね、苦手だったトラウマ的な数学が理解できるようになると、もう楽しくて仕方ないですよ。

中学校まで数学が得意ではなかった私が高校で赤チャート青チャート(参考書)を何回もやって数学が得意になった時もそうでした。楽しくて数学ばっかりやってました。

プログラマーを志す方で数学が苦手な方は是非試してみてください。

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