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キャリテク!マガジン

コラム

インフラエンジニアはクラウドもできないと生きていけない時代へ

こんにちは。AltX様でコラムを連載している吉政創成の吉政でございます。実は私はSOHOルーター市場で20年間シェア1位を続けているヤマハ・ルーターのマーケティング支援もしています。インフラについても多少知見があります。そのヤマハがついに仮想ルーター「vRX」を発表しました。

*「vRX」https://network.yamaha.com/products/software_service/vrx/index

ルーターはどのルートを通って通信するかといった通信を制御する通信機器であり、企業のネットワークにはほぼ100%設置されているハードウェアです。ルーターといえば、ほぼ100%近くがハードウェアでした。ルーターのトップベンダーであるヤマハが仮想ルーターを出したことで、もともとクラウドへのシステム移行が進んでいることもあり、仮想ルーターが市場に普及していくように思えます。

今後はインフラエンジニアもクラウドに強くないと仕事にならない時代になると思います。

これからインフラエンジニアを志す方もクラウドは触っておいた方がいいです。

といってもクラウドもたくさんありますよね。ここで個人的な意見を申し上げます。25年間、マーケティングをしてきた経験から言いますと、どの市場も生き残るのはトップ2までといわれています。現在のシェアはというと以下になっています。

【引用】https://www.srgresearch.com/articles/amazon-microsoft-google-and-alibaba-strengthen-their-grip-qublic-https://www.srgresearch.com/articles/amazon-microsoft-google-and-alibaba-strengthen-their-grip-public-cloud-marketcloud-market

AWSは盤石な感じです。伸びているのはMicrosoft Azureです。近い将来、AWSとMicrosoft Azureの二強時代になるのは、このグラフを見ても容易に想像がつきます。

AWSもMicrosoft Azureも無料で使える試用版があるので、是非、触ってみてください。そして、ネットで調べると、無料のハンズオンセミナーもやっているようですので、応募して、実際に習ってみるのも良いでしょう。

また、自分で契約して、そのクラウド上でいろいろなシステムを組んでみるのもお勧めです。

私がサラリーマン時代はLinuxメーカーのマーケティングをしていましたが、いじり倒さないと、プレゼンテーションや企画がどうしてもカチッとしないので、自分でサーバーを購入して、そのうえでLinux上にシステムを構築して、作っては壊したりしていました。壊れちゃうくらいに使い倒すのはとても身になったのを今でも覚えています。そして、新しいソリューションが出れば、Linuxの上にインストールしてみたりして、常に新しいものに触れるようにしていました。

どの分野でもそうだと思うのですが、プロとして腕を上げていくには、常に新しいものにも触れておく必要があります。今新しいものでも、そのうち時代の主流になっていき、いじっておかないと、仕事がなくなっていくからです。それ故に、新しいものはとりあえず触ってみるのがお勧めです。 そして、いじり倒していく話ですが、個人でいじり倒していくのと、IT企業に入社して会社の中でいじり倒していくのでは、どちらが成長が速いと思いますか?

当然後者ですよね。不明な点を先輩に聞いたり、休憩所でいじり倒している話で盛り上がったりしている経験はとても貴重です。未経験の方でも、まずは就職した方が経験の積み方も速いです。

このコラムを掲載いただいているAltXでは未経験者向けの業界研究セミナーを実施しています。興味がある方は是非以下をご覧の上、セミナーに参加してみてください。

ITエンジニアのビジネスキャリアセミナー https://www.kcct.co.jp/careetec/seminar.html

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