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キャリテク!マガジン

コラム

ネットワークエンジニアは、コミュニケーションを支える!

津村です。
普段はネットワークエンジニア/インフラエンジニアとして、ルーターやスイッチなどのメンテナンスなどを生業としております。

さて、時に「ネットワークエンジニア」「インフラエンジニア」って、何のために必要なんでしょう?
もちろん、僕たち普段、そんなお仕事を意識していないですよね。普通に電話が出来て、ネットが使えて、電気があって、水道・ガスがある。それが、今の普通です。
自分は、このお仕事を「ヒトとヒトを繋ぐため」と思っています。

LINE、facebook messenger、discord、ソーシャルゲーム、VRChat……これらすべて、Botとではなく、ヒトとヒトのコミュニケーション、ですよね?
ウェブサイトやブログも、まだヒトの手によってコンテンツが作成されていて、それらがブラウザに表示されています。

もちろん、「モノとモノ」も、ネットワークエンジニアのお仕事です。
例えば、遠隔のセンサーであったり、機材の自動監視も「モノとモノ」です。
しかし、それらの結果、最後は「ヒト」に伝えます。

AIも、数値予測する前のデータの整理/整頓は、ヒトの仕事です。
そして、学習後の校正作業も、ヒトが判断をしています。
そして……一説には、子育てや、ヒトの育成が上手なヒトは、AIの校正も精度が良い、と言われています。

「え、AIってりんなちゃんじゃないの?」というお話もありますよね。
りんなちゃんは、汎用AIと言われている部類になり、またAIの中でも、またジャンルが異なります。

しかし、彼女もヒトとのコミュニケーションによって成長しているので、一概に「モノ」とは言い切れませんよね。それらについての失敗は、ここでは挙げられませんが……とても、沢山の失敗を乗り越えています。
結果として、ヒトとヒトを繋ぎ、ヒトとモノを繋ぐのが、インフラエンジニアであり、ネットワークエンジニアのお仕事と思います。

さて、時は高度成長期、日本では1954年~1973年の19年間と言われています。
実はこの頃、パソコンすらオフィスにありませんでした!
この時代、黒電話と、紙と、ペンで、経済を成長させたのです!!!
ちなみに、日本の初期のパソコンである、NEC TK-80の発売が、その後の1976年です。
まだ当時、ファックスもありませんでした!ファックスが普及したのは、1972年以降と言われています。

大きな会社では、「社内便」、要するに社内に専用の郵便屋さんが居て、部署間のメッセンジャーをしていました。
今では、Slackでちょっと送るだけですが、当時は専用の封筒に宛先を書いて、社内便のポストに入れていたものです。
結果、「会社や経済の成長」と「パソコン・インターネット」は、実は直接の関係はありません。

しかし、パソコンがあるコトにより・・・インターネットがあることにより、私たちの仕事環境や生活は、劇的に変わりました。
当時は仕事において、「ヒトの努力」は直接報われたのですが、今は「効率化」を進めた方が報われます。
その為に、エンジニアとして、ネットワークを繋ぎ、そして最新の技術やトレンドを吸収し続ける必要があります。

ここまで、「インフラエンジニア/ネットワークエンジニアとして」みたいな大それたコトをお話したのですが、もちろんストイックに「技術がスキ!」という気持ちは、大切です。
ただ稼ぐためではなくて、生活の、人生の一部として、技術があれば最高ですよね。

「キャリテク!」は毎月セミナーを開催しています。
興味がある方は以下をご覧いただき、セミナーにご参加いただきたいです。
https://www.kcct.co.jp/careetec/

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