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コラム

不動産管理経験がITエンジニアへの転職に有利!?~意外と知らない活かせる資格~

みなさんこんにちは!KCCSキャリアテック株式会社 採用担当の菊池です。

早速ですが、コロナ禍における不動産業のアンケート調査によると、不動産業では7割以上がコロナの影響を受けているようですね。

中でも大きく影響を受けているのが、不動産賃貸・管理業。ニュースでも連日話題となっている飲食店を含むテナントの退去と新規入居の不調、賃料減額などが大きく影響しているようです。

このような状況から、より安定した業界・職種への転職をお考えの方とお話する機会が以前よりも増えています。 そこで、今回は意外と知られていない不動産管理業務とITエンジニアの共通点をご紹介します。

「不動産管理」の経験がなぜITエンジニアに活かせるのか?

不動産業と一言で行っても様々な企業がありますよね。
企業が取得した土地に対して商業ビルやマンション、複合施設などの建設企画をおこなう総合不動産会社もあれば、物件完成後に販売や賃貸などの仲介をおこなう不動産流通を扱う会社、マンションやオフィスビルなどの管理をおこなう不動産管理会社など、企業によって取り扱う内容は様々かと思います。

IT業界もこれと同じで、一言でITと言っても様々な企業があり、業務内容も多岐にわたります。中でも「モバイル通信エンジニア」と呼ばれるITエンジニアのお仕事に、不動産管理業務の経験が活かせるお仕事があります。

業務内容をご紹介する前に、モバイル通信エンジニアとは何ぞや?というと・・・

モバイル通信エンジニアとは?

携帯電話に代表される無線を利用した通信サービスを技術面で支えるエンジニアのこと。
無線通信サービスは20年程前に携帯電話が一般に普及しだしてから拡大の一途を辿っており、昨今では次世代通信規格「5G」のネットワーク構築や、自治体や企業がニーズに合わせて特定エリア内で自由に活用できる「ローカル5G」の普及により、今まで以上に需要が見込まれているエンジニアです。
※モバイル通信エンジニアは、求人によって「移動体通信エンジニア」や「無線通信エンジニア」と表記されている場合もあります。

こんなエンジニアです。
モバイル通信エンジニアの業務内容は非常に幅広く、携帯電話の電波品質を改善するための業務をしているエンジニアもいれば、昨今普及が進んでいる5Gの電波を世の中に普及させるために、「基地局」と呼ばれるアンテナをビルの上や鉄塔の上、地下鉄のトンネルの中など様々な場所に建てるための業務をしているエンジニアがいます。

不動産管理業務の経験が活かせるのは後者のお仕事で、特に「宅地建物取引士」という資格を持っていると重宝されたりします。
あ!宅建は不動産業の方だけでなく、金融業界の方も知っていますよね!
不動産管理の業務経験が無くても、今のモバイル通信業界は5G普及のために基地局(アンテナ)建設を急ピッチで進めている企業が多いので、資格があれば採用される可能性もありますよ。

「宅地建物取引士」が活かせるITエンジニアってどんな仕事?

ビルやマンションの屋上にこんなアンテナが付いていることがあるんですが、見たことありませんか?

※ビルの屋上などに設置されている基地局のアンテナのイラスト

これ以外にも丸い形をしていたり、最近だともっと小型化していたりするんですが、まぁざっくり言うとこんな感じのアンテナを街中の至るところに設置しないと、携帯電話の電波は繋がらないんですね。

そのため、このアンテナはビルの上やマンションの屋上、地方地域だと山の上などに設置しているのですが、当然ビルにもマンションにも山にも必ず所有者(オーナー)がいますので、通信業者が勝手に設置することはできません。

そこで、「基地局(アンテナ)を建てさせてください!」とオーナーへ交渉する業務が必要になります。こう聞くと「ただの営業じゃない?誰でもできるのでは?」と思われるかもしれませんが、基地局(アンテナ)設置のスペースを借りる代わりに賃料をお支払いしますので、何かしらの商品を売ってお客様からお金をいただく営業とは少し異なります。

例えば、分譲マンションの屋上に建てたいとなった場合の交渉相手は、建物のオーナーだけではなく、最終的には居住者全員が交渉相手となります。居住者へ説明する機会は理事会や総会の時となりますが、総会となると年1回の開催となることもあり、契約締結までは時間が掛かることが多いです。
また、電波に対して不信感を持つ方がいらっしゃる場合はご納得いただくことが難しく、お断りされてしまうケースもあります。もちろん、賃料の面で交渉がまとまらないこともありますし、基地局建設の工法によっては建物に穴を空けることもあり、これを嫌がるオーナーさんもいらっしゃいます。

このような交渉をまとめ、賃貸借契約を結ぶ「置局交渉」や「オーナー交渉」と呼ばれる業務があります。
この業務で活かせるのが、不動産管理の業務経験、もしくは宅建の資格です。
もちろん、上記はあくまでもITエンジニアとしての業務内容の一つなので、不動産管理の業務経験や宅建を持っているから即戦力!という訳にはいきませんが、IT通信の業界では意外と重宝されるスキルや資格なんですよ。

当社では建物管理における工事・リフォームの発注や定期点検メンテナンス、賃貸借契約対応などのご経験をお持ちの方がITエンジニアとして入社し、活躍している事例があります。

実務経験はなく、資格だけ持っている状態で入社し、今では立派なITエンジニアとして活躍している社員もいますし、もしかしたらあなたの経験やお持ちの資格もITエンジニアへの転職に活かせるかもしれません。 どうせ転職するならこれまでの経験を活かしてキャリアチェンジしたい方や、今後のキャリアに関してお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話しましょう!


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興味がある方は以下をご覧いただき、ぜひご参加ください。
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