「叱り方」と「ストレス対策が上手になる方法」について
2019年4月4日

インフラエンジニアの津村です。
皆さんは、「叱る」と「怒る」の違いを、知っていますか?
今回は、「スキルアップに必要な叱り方」について考えてみます。

「叱る」と「怒る」の違い

実は、何かを学習するのに、怒りは必要ありません。
「間違えたら怒鳴られる/キレられる、だから・・・」という考えを持っている方は、実際多いようです。

しかし、それは怒ってる方が、ただ機嫌が悪いからではないでしょうか?
実際には、怒る/キレる必要の無い場合に、つい感情を一緒に吐き出してしまう方も多いです。

「叱る」って何?

本来の「叱る」には、実は怒りの感情は必要ないと思っています。
「Aという事があった。結果Bとなった。それに対し、Cという問題があり、Dという対策をして欲しい。」
これが、叱るのテンプレートです。

もちろん、Aの事象に至るまでに、相手にはきちんと何か言い分があります。
これを上手く引き出せる関係を築いていないと、嘘を言われてしまいます。
そうすると、問題Cも対策Dも、成立しなくなります。

「どうしたの?」で解決

困った時、まず相手に「どうしたの?」と訪ねてみましょう。
「大丈夫?」と聞くと、「大丈夫です」と返すテンプレートがありますので、「どうしたの?」を活用しましょう。

例えば、牛丼屋さんで3分で出てくる牛丼が、少し遅れて5分後に出てきたとしましょう。
忙しい時には、少しイライラしますよね。
ここで、「遅い!」と怒りたくなる気持ちは、わかります。
現実には3分以内に出てくる事を期待して、牛丼のチケットを買ったのですから、とても余裕の無い時なら怒っても仕方ないでしょう。
そして、心の中では、「時間を無駄にされた!」「期待を裏切られた!」という悲しみがあると思います。

しかし、よく考えると、そこで怒る必要は無い事に気づきませんか?
「時間掛ったけど、どうしたの?」
この一言で、全て解決するのかも知れません。

ネガティブな感情の扱い方

逆転して、自分が怒りや悲しみを感じる時も、現実には少なくありません。
そこには、所謂「逆ギレ」も含みます。
難しいですよね、ネガティブな感情って。

アンガーマネジメントの世界では、「怒りは6秒しか保たない」と言われます。
実際、怒りを感じた瞬間に、ちょっとその場を離れて息抜きすると、それだけで意外とスッキリするものです。

しかし、長く怒っている場合、昔の「怒り」や「悲しみ」に連続発火している状態になります。
もしかすると、お説教が長い方は、それだけ仕事を大切にされているのかも知れませんね。

ストレスの発散が上手な人は上手くいく

僕もまだニガテなのですが、こういったストレスの発散が上手な方は、色んな事が上手くいくパターンが多いようです。
その手段の1つに「日記」があります。

「日記をつけなさい」と言われても、日記の書き方をきちんと習った方は少ないですよね。
例えば、以下のようなテンプレートがあります。

  • - いつ/どこで/何が起きて(現実)
  • - 自分が思ったこと(感情)
  • - 現実の状況(冷静に観た現実)
  • - それに対する感想・次から直すこと(現実と感情の差分)

また、紙の日記帳ではなく、独りでしか使わないブログを作ったり、独りツィッター(フォロー0・フォロワー0・鍵アカウント)でつける方法もあります。
紙がいい・PCがいい・スマホがいいなど、色々な方法がありますが、適当に続く方法を選んでみて下さい。
他の誰に見せるものでもないので、途中でツールを変えても問題ありません。
また、「寝る前に1日1回」という縛りもありません。1日に何度書いても問題ありません。
連ツイを繰り返しても、誰にも何も言われません。誰も観ていないのですから。

最初のうちは、感情が連続発火するので、とても沢山の内容を書いてしまいます、沢山脱線します。
どんどん脱線していきましょう。
ある瞬間に、フッと落ち着く瞬間があります。
繰り返していくと、これがどんどん短くなり、次第にメンタルが安定していく場合が多いです。

皆さんのお仕事の参考にしてください。

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興味がある方は以下をご覧いただき、セミナーにご参加いただきたいです。
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執筆者:津村彰
- Akira Tsumura - 合同会社リトルビッツ ファウンダー・CEO
「日本の中小企業の情報システムをカッコよくしたい!」という想いから、プライム・ストラテジーを卒業したその年に起業。 普段は「情シスコンシェルジュ」として、中小企業の情報システム部門改善を中心としたインフラ整備・業務改善を日々行っている。1997年に自作サーバでサーバ公開を始めて以来、パブリッククラウドの登場とLet'sEncryptの登場、KUSANAGIの登場は、日本のウェブ界を大きく変えたと思っている。プライム・ストラテジー時代は、MSP事業部にて大手顧客を中心とした要件定義・実装・運用改善を担当。データセンタからパブリッククラウドまで、サーバサイドの様々なインフラ構築や最適化を担当する。
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