インフラエンジニアにとっての「自分らしい学習の仕方」
2019年4月4日

インフラエンジニアの津村です。
皆さんは、自分の学習の仕方を、知っていますか?
今回は、「自分らしい学習の仕方」について考えてみます。

皆、それぞれの学習の仕方やスピードがある

皆さんは、自分らしい学習の仕方を知っていますか?
例えば、以下のような特徴を、何かしら皆さん持っていると思います。

  • - 本にマーカーを引く・書き込む
  • - 好きな音楽を聴きながらだとよく覚えられる
  • - 静かなカフェだとよく覚えられる

また、学習の仕方も、人それぞれです。

  • - とにかく暗記する方がやりやすい
  • - 頭の中で図形をイメージするとやりやすい
  • - 関連する物事を連想すると覚えやすい(語呂合わせなど)

そして、学習の早い・遅いも、人それぞれです。

避けて通れない「エクスペリエンス・カーブ(経験曲線)」と「期待値」のはなし

何か新しい物事を学習するにあたって、どうしても経験値の指標は必要ですよね。
「エクスペリエンス・カーブ(経験曲線)」というものがあり、経験を積むほどに効率が上がる事を指します。

経験曲線効果 -Wikipedia

一方で、学習させる側(顧客・上司・先輩・メンターなど)は、無意識に「期待値」を持っています。
しかし、この期待値が、実際の自身の学習値とかけ離れる為に、双方にストレスが発生します。

例えば、お昼ご飯の時、「牛丼屋さんで牛丼を頼むと、3分以内に出てくる」という期待をしていたとします。 しかし、実際には店員さんが慣れていなくて時間が掛ってしまい、5分程度の時間が掛ってしまったとします。 ちょっと「遅いなー」って、思いますよね? これが、「期待値と現実の乖離」です。

また、ヒトには波があるので、上がる事も下がることもあります。
あまりに右肩上がりやV字回復を期待すると、相手や周囲が追いつけず疲れてしまう事があります。
少し余裕を持ちましょう。「n+1」くらいが丁度よいです。

期待値と現実が違うときには、1on1しよう

「期待通りに覚えられない」とか、「期待通りに覚えてくれない」という不満は、実は全員が持っています。
その時は、「どうしたの?」と理由を聞いてみてください。
それは「言い訳」ではありません、きちんとした「自己主張」です。最後まで頷いて聞いてあげましょう。
そして、期待値と実際がどうかけ離れているか確認し、歩み寄る・修正する必要があります。

自分の学習曲線は?

特異な例ですが、僕の学習曲線は、他の方と少し違うようです。
僕の場合、最初の1回の学習はとても早いのですが、2回目・3回目……と、しばらく横なり、もしくは落ち込むようです。
最終的には同じ結果になりますが、まるで急アクセルと急ブレーキを繰り返しているようで、とても不器用ですよね。

簡単な図ですが、AさんとTさんの学習度合いをグラフにしてみました。
AさんとTさんでは、学習度合いが違いすぎますよね。

実は、自分の中にも「自分への期待値(絶対値)」と「自分の現実(絶対値)」があり、Tさんの場合、
「自分への期待値=相手の想定期待値×150%」程度に設定されています。
この場合、陸上マラソンでいう、「インターバルトレーニング」を繰り返しており、短距離走を短いスパンで何度も続けている状況です。
インターバルトレーニングは、非常にストレスが掛り、適切にトレーニングをしないと、燃え尽きたり倒れたりする原因にもなります。
よかったら、少し自分を許してあげて、お休みを取りましょう。

皆さんの仕事環境の参考にしてください。

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執筆者:津村彰
- Akira Tsumura - 合同会社リトルビッツ ファウンダー・CEO
「日本の中小企業の情報システムをカッコよくしたい!」という想いから、プライム・ストラテジーを卒業したその年に起業。 普段は「情シスコンシェルジュ」として、中小企業の情報システム部門改善を中心としたインフラ整備・業務改善を日々行っている。1997年に自作サーバでサーバ公開を始めて以来、パブリッククラウドの登場とLet'sEncryptの登場、KUSANAGIの登場は、日本のウェブ界を大きく変えたと思っている。プライム・ストラテジー時代は、MSP事業部にて大手顧客を中心とした要件定義・実装・運用改善を担当。データセンタからパブリッククラウドまで、サーバサイドの様々なインフラ構築や最適化を担当する。
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