なりたい自分になろう - 明日を生きる戦略 「変われる」エンジニアになろう (1)
2019年8月28日

こんにちは。株式会社パイプラインの濱田です。
前回までは「人に会いに行こう」というテーマを取り上げましたが、今回は"「変われる」エンジニアになろう"というテーマを取り上げてみたいと思います。

この先生きのこることができるエンジニアとは

いきなり答えから申し上げますと、次に挙げるダーウィンの言葉に集約されると考えます。

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。

日々現場でおきる課題は、その多くがテクノロジーで解決できるものです。
しかし、毎度毎度同じ技術で解決できるわけではなく、また、必ずしも最適解で解決しているとは限らないのです。
その理由としては

  • ●技術的制約 (すべてを現在の基準で考えないこと)
  • ●予算・納期の制約
  • ●企業文化・ガバナンスルール

などが挙げられます。
また、何かしらのサービスを作りはじめる時点で、必ずしも最新技術が用いられるとは限らず、仮に最新技術が用いられたとしても、サービスが誕生した瞬間から陳腐化が始まりますので、そこで進化を止めてしまってはやがて時代に取り残されてしまいます。

少し「最新技術」ばかり連呼してしまいましたが、要は、人間はつよい武器を持つと振り回したくなりがちですがそれじゃあいかんですよ、ということを言いたかったのです。強い武器ですら、出来上がった瞬間から陳腐化が始まるのですから、常に自らの技量をアップデートしていかないといけません。
また、こうした武器(技術、サービス)をどう使い続けていくかを決めるのが運用設計です。

その技術やサービスがもたらす価値を理解する

さて、強い武器を振り回してばかりではいけません、と戒めたはいいですが、どうしたらよいのかを理解しなければいけません。技術は何のためにあるのか、それは何かしらの課題を解決するためです。

  • ●今までできなかったことができるようになる
  • ●同じ仕事をこなす速度を上げる
  • ●より安全に仕事をこなせるようになる
  • ●より手数を減らせるようになる

など、何らかの価値をもたらすために技術があるのです。
また、その技術を使いこなすためには技量もしくはリテラシーが必要になります。
また、ある技術が成熟すると、はじめは高い技量としていても、やがてワンクリックで同じことができるようになるなど、扱う技量がそれほど求められなくなります。

かつて、マークアップされた言語で文書や画像をブラウザで表示するために、vimなどのエディタでhtmlを記述し、HTTPで公開するために多くのコマンドを叩かなければなりませんでした。
また、電源や回線を確保し、サーバーマシンも自前で用意しなければならず、サービス開始までに今では考えられないほどの工数をかけていました。

少し例えがまどろっこしかったですね。これ、何をしていたと思います?
WEBサーバーの構築です。しかし仮想化技術の発達やクラウド(IaaS)の登場で、WEBサービスをはじめるまでのリードタイムは大変短くなりました。
また、静的htmlコンテンツをフルスクラッチで書く頻度も減り、何かしらのCMSを用いるケースも増えました。

つまり、何かしらのサービスを提供するために、どんな技術が用いられているかを理解しないと、代わりの利くオペレーターで止まってしまいます。また、ご自身がその技術を学んだ時点で知識のアップデートを止めてしまうと、すぐに老害エンジニアの出来上がりです(これは自戒を込めています)。
つまり、学び「続ける」必要があるのです。ただし、決して温故知新を軽んじているわけではありません。学び続けること、温故知新の重要さについては次回取り上げてみたいと思います。

今回のまとめ

さて、今回申し上げたことをまとめますと

  • ●技術やサービスは出来た時点で陳腐化が始まる
    ▶常にサービス基盤や自身のアップデートが必要である
    ▶手にした技術やサービスをどう使い続けていくかを運用設計で決めること
  • ●何かしらの技術やサービスは、その技術を使って解決したい課題があるから存在するのである
    ▶その技術がどう使われるかを理解しないと、エンジニアではなく代わりのきくオペレーターで終わってしまう
  • ●自身が技術を学んだ時点で知識のアップデートを止めてしまう、学び続けることをやめてしまうと老害エンジニア一直線である

このようになります。
それでは、よいエンジニア生活を!

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執筆者:濱田康貴
株式会社パイプライン 代表取締役。ADSL開通サポートからキャリアスタート。元フリーランスサーバーエンジニア、プライム・ストラテジー株式会社でクラウドインテグレーションに携わり、2017年3月に退職後、WEBサーバー運用改善を中心にサービスを提供する株式会社パイプラインを設立。
シェルスクリプトによる一撃サーバープロビジョニングツール「ICHIGEKI」メインコミッターでもあり、シェルスクリプトマガジンにも寄稿している。
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