なりたい自分になろう - 明日を生きる戦略 人に会いに行こう (3)
2019年8月5日

こんにちは。株式会社パイプラインの濱田です。
前回は「人に会いに行こう」というテーマのうち、「勉強会に参加してみよう」を取り上げましたが、今回は「目の前のお客様と会話しよう」を取り上げてみたいと思います。

目の前のお客様と会話しよう

これまで、エンジニアとして人に会う、というシチュエーションで「面談・面接」「勉強会」を取り上げましたが、一番だいじなのは、目の前のお客様と会話することです。これが何よりも最優先です。(面談・面接を突破しないことにはここに辿りつけませんが)

お客様は、大なり小なりの困りごとを抱えています。だから仕事があるのです。
熟練のエンジニアになると、お客様との会話から困りごとを引き出し、「それならこうしましょう」と自ら解決策を提示できるようになります。
直接の会話が苦手でも、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)から「お客様からこんな相談されたのだけど、どうしたらいい?」と頼りにされます。

しかし、お客様は必ずしも「今こういうことで困っている」と直接言ってくれるわけではないのです。
人間誰しも、自身のことを言語化するのが得意というわけではありません。会話というカンバセーションを経て課題を言語化できることも往々にしてあるのです。

可能であれば、通常業務の中で、お客様と会話する機会を持つ習慣をつけるとよいです。
最初から話せなくても構いません。PMやPLは必ずお客様と会議をしますから、機会があればついて行って議事録を取るとよいでしょう。そこで、お客様や自社のメンバーを観察することで、議論の過程がどのような雰囲気か、決定事項に至るまでの空気や温度を感じ取る習慣をつけてください。

なぜ人に会いに行くのがだいじなのか?

まず大前提として、人と人のコミュニケーションが発生する、ということは「何かをしたい」「何かをして欲しい」というニーズがあります。それらがルーチンになってしまえばカンバセーションの頻度は落ちますが、最初のうちは、必ず人と人とが対面で会話してニーズを引き出すというフェーズがあります。

また、その際に相手は「この人に任せて大丈夫だろうか?」という判断をします。そして、対面での会話からあなたやあなたの所属する会社を評価します。ですので、相手に正当な評価をしてもらう準備が必要なのです。つまり

自己評価≠他人の評価

なのです。残念なことに、レビュアーとレビュイーの関係は対等ではありません。あらゆる準備をレビュイーがしなければなりません。大変かもしれませんが、人に会いに行く準備をする、ということで次の効能があります。

  • ・自分を客観的に見られる、という意識を持つことで改善点が可視化される
  • ・フォーマルな場に臨むことで、TPOを意識した振る舞いができるようになる
  • ・思考の整理をすることで、端的に説明できるようになる

もちろん、最初からこれらすべてができるようになるわけではありません。
場数を踏むことで鍛えられる性質のものですし、どんなに場馴れしても、相手との相性によってはうまくいかないこともあります。しかし、まったく人に会わない人生は、人生の選択肢をあまり広げることができません。

「私は○○が得意だから、誰よりも○○に関してはうまくできるのだから、一生○○だけやっていければよいのだ」とおっしゃる方もいるかと思います。しかし、世の中は必ずしも強い人が生き残るとは限らないのです。
次回は、ここについて深掘りしていきたいと思います。

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執筆者:濱田康貴
株式会社パイプライン 代表取締役。ADSL開通サポートからキャリアスタート。元フリーランスサーバーエンジニア、プライム・ストラテジー株式会社でクラウドインテグレーションに携わり、2017年3月に退職後、WEBサーバー運用改善を中心にサービスを提供する株式会社パイプラインを設立。
シェルスクリプトによる一撃サーバープロビジョニングツール「ICHIGEKI」メインコミッターでもあり、シェルスクリプトマガジンにも寄稿している。
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